アロニア(チョークベリー)ジャム


材料

アロニア(チョークベリー)    1キロ


てんさい糖(グラニュー糖でもok)  400g~お好みで調整


レモン汁             1個分


生姜の汁            大さじ1


水                 250cc


焼酎(渋抜き用)        適量 


作り方

①完熟しているアロニアの実を水洗いしてから、ザルに入れて水気を切り、スプレーで焼酎をふきかけて常温で1~2日放置してから冷凍します。

※1日置いた物を食べてみて渋味が強ければ、また焼酎を霧吹きでかけて1日置いてください。

②自然解凍した①と、てんさい糖、生姜汁、水を入れて弱火で10~15分煮ます。

③火を止めたらかき混ぜながらレモン汁を混ぜます。

④すぐ使わない物は、煮沸消毒した清潔なビンに密封して完成です!


ベジレボ流の長期保存ビン詰め


コツ・ポイント

※渋抜きをするために焼酎霧吹き&冷凍をしています。北海道の人に3度冷凍→解凍を繰り返す渋抜き方法を教わったのですが、面倒臭いので焼酎霧吹き&1回冷凍でのやり方を編み出しました。


※粒が大きいと食べた時に舌にザラザラ感が残るので、嫌な方は②の段階でジューサーで潰してしまった方が良いと思います。若干、藤色っぽい仕上がりになります。


※ペクチンを使用する方法もあるのですが、あえてナチュラルに仕上げています。


※生姜汁を入れると少しだけスパイシーになります。シナモンパウダーでもokです。あくまでも好みなので入れなくても良いです。


※日本でのアロニアの旬は8月末~なので、それからずれた時期の場合は冷凍の物をお薦めします。


このレシピのお話

元カノのロシア人に教えてもらった作り方です。彼女の場合は渋抜きはしてなかったのですが、個人的には渋味を無くしたい&ナチュラルに仕上げたいので渋抜きの所や材料(砂糖)はアレンジしています。

 

酸味が強いほうが好きな方はレモン汁を2個分入れて、てんさい糖の量で味を調整すると良いです。

 

作りたては若干、渋味が残る場合もありますが、冷蔵保存しておくと薄れていく事が多いです。

 


アロニア(チョークベリー)の良さ

アロニア(チョークベリー)には赤、紫、黒があるのですが、中でも黒は体に良い成分が豊富に含まれています。

ビタミンBとC、抗酸化成分であるポリフェノール類のカテキン、アントシアニン(ブルーベリーの2~3倍)、βカロテン、カロテノイド、食物繊維、クェルセチン、デルフィニジン、ペチュニジン、マルビジンなどなど

カロテノイドには脂肪の代謝を促す働きがあるので、痩せにくい人でも痩せやすくなると言われており、しかも便秘解消にも良い食物繊維がバナナの6倍も含まれているそうなので、ダイエットしたい方には良い成分だと思います。

脂肪燃焼させるために必要なUCP1を増やす働きもあるそうなので、より代謝が活発になるということになります。その成分を生かすためにも加工する時は精製した砂糖の使用はお薦めしません。

アントシアニンの含有量も多いので眼精疲労の回復などにも効果が期待できると思います。しかし、アントシアニンの色素の紫色は濃いほど渋味、苦味が強くな るので、生食すると「渋味の中に少し甘さがある」という感じなので、ジャムやジュースなどにして加工したほうが食べやすいと思います。

アロニアには抗アレルギー効果もあると海外のサイトに書かれていたので、妊婦さんや小さなお子様、お年寄りなどにも良いと思います。


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