材料
バナナ ５本
鶏ムネ肉のミンチ ３００ｇ
サラダオイル 大さじ３
バニラビーンズ ３ｃｍくらい
塩 ５０ｇ～（調整して下さい）
ガストニック ３０ｃｃ～（調整して下さい）
（ガストニックの作り方はコチラ）
作り方
①ジューサーでバナナを潰します。
②、①に鶏肉ミンチを加えて完全に混ざるまでジューサーにかけます。
③フライパンにサラダオイルをひいて②とバニラビーンズを加え炒めます。
④、③に塩、ガストニックを加えて焦げないように混ぜながら炒めます。バニラビーンズは適当なところで取り除いてください。
⑤、④の味見をして使用用途に応じて塩やガストニックの量を調整して炒めながら練り上げれば完成です！
コツ・ポイント
※比較的安いのでバナナを使用していますが、イチジクやイチゴなど柔らかい果物ならばだいたい作る事ができるそうです。
※果物の香りはあまり残りませんが、日本の味噌！というよりは、あくまでも代用品として考えると良いと思います。
このレシピのお話
京都老舗料亭主人 村田吉弘氏が考案した日本の味噌の代用品を作った方法です。
3年でメイラード反応を起こすか、それを火によって30分で反応を起こすかの違いで、フレンチシェフなんかでは日本の味噌を使用すると良く思わないような人もいる事から、あえて代用品を作る方法を考案したそうです。
日本人からすれば熟成された本当に良い味噌の良さがあるとは思いますが、古き良い和食の技術だけではなく、アイデアで挑戦し続ける村田氏は凄いと思います。
バニラの香りをショ糖に加えると、より甘みを感じやすくなると言われているのでバニラビーンズを使用しているのだと思います。
ショ糖はメイラード反応を起こしにくいので、メイラード反応を起こしやすい糖を含む食材を使えばメイラード反応を起こすことができるそうです。ブドウ糖を含む味醂、果糖を含む果物、蜂蜜、麦芽糖など
日本の味噌が入手できない海外で味噌を作りたい人、大豆アレルギーで味噌が味わえない人などに良いと思ったので紹介してみました。
