花粉症と食事について


花粉症に良いといわれる食品のいくつかでは症状が緩和する事があるそうです。

あくまでも個人差があるので、自分に効果的なものを試して絞り込むことが必要だと思います。

「花粉症に良い」と言われる食品も重要ですが、良いと言われる物だけを飲食して満足し、判断してる人が多いような気がするので、「花粉症の人に良くない」と言われているものから紹介してみます。


花粉症の症状が酷い人は注意した方がよい食品


※肉 (特に加工肉のハム、ソーセージなどはNG。肉のエキスが含まれるもの)


※卵


※お酒


※甘い物 (ジュース、果物も含む) アレルギーを促進するものに、精製された白砂糖が上げられますが、花粉症などのアレルギーの要因になるといわれています。


※辛い物


※乳製品 (加糖の物、チーズ、マーガリン、生クリームなど)

(ヨーグルトは無糖の物でKW乳酸菌・L-92乳酸菌入りの物が花粉症に良い効果があるといわれています。またビフィズス菌などにより腸内環境を整える事で免疫力アップさせるという考え方もあるようです。

加糖のデザート感覚の物は、あまり良くないと思います。)


※油もの (マヨネーズも含む) ベニバナ油や、ひまわり油,コーン油などの植物油は、リノール酸を多く含有していますが、リノール酸は体内で「アラキドン酸」に変わります。アラキドン酸から生まれる「ロイコトリエン」はアレルギー反応を悪化させてしまいす。


※小麦粉製品 (麵、パスタ、パン) 需要の小麦の殆どを日本は輸入に頼っていることはご存知ですよね!?海外からの長時間の運輸に持ち耐えるように「殺虫剤・防腐薬品」の使用が許可されています。化学物質がアレルゲン(花粉)と結び付きますとアレルギー反応は促進されてしまいます。 国産の物で食べる分には問題ないと思います。


※果物 (バナナ、キウイ、パイナップル) (セロトニンを多く含むので生食はNG)

(生のパイナップルに関してはブロメラインを含む事から、花粉症の人はブロメラインが不足している事が多いので、タンパク質の消化がうまくいかず、本来は無害な花粉に対して免疫機構が過剰反応を起こし、花粉症を発症させている。と言ってる方もいるので、食べた後の自分の症状に合わせて食べると良いと思います。)


※野菜 (トマト・ほうれん草・なす・タケノコ) (ヒスタミンを多く含んでいるので生食はNG) ヒスタミンやセロトニンは鼻炎症状を引き起こす化学物質なので、花粉症の方は注意が必要です。


※これらの物全てを完全に絶つことは難しいと思いますので、特に症状が酷い時は減らしてみるなどで効果があるのか試してみると良いと思います。辛い時期を乗り越えるまでの我慢です。

あくまでも個人差があるので、自分に効果的なものを試して絞り込む為の参考程度に考えていただければ。と思います。



花粉症に良いといわれる食品

ビタミン・ミネラル類や、ポリフェノールを多く含む野菜などをしっかり食べると効果的という事です。

※お茶 (緑茶(特にべにふうき)、ルイボスティー、刺草(ネトル)、ハトムギ、甜茶、ローズヒップティー、凍頂烏龍茶、杉茶、グァバ茶など)


※魚 (青魚(鯵、鯖、鰯など)、鮭、鯛など)


※野菜 (紫蘇、きのこ、ハス、長ネギ、生姜、大根、ニンジン、ハーブ、ジャガイモ、サツマイモ、ゴボウ、山芋、カブなど)


※トマト(トマトの果皮に含まれるナリンゲニンカルコンは、炎症を抑える効果があり、同時に発生する活性酸素を抑制する働きも期待できるようです。トマトは皮ごと食べましょう!)


※納豆、プルーン、イチジク、梅、玄米、黒酢、にがりなどなど


※じゃばら(和歌山県北山村で唯一生産されていた。花粉症対策に効果的といわれているカロチンを含んでいる果実(柑橘)です。現在は他産地でも栽培されています。)




シャドークイーン (紫のジャガイモ)
(ポリフェノールが含まれているジャガイモです。 濃い赤のノーザンルビーなどもあります。)

花粉症に良いといわれる食品の効果も個人差があると思いますので、いつもの食事にバランス良くとりいれて試してみると良いと思います。


せっかく良いと言われる食べ物を食べても、悪影響を及ぼす物も同時に取らないようにご注意下さいね!!


できるだけ高カロリーになりがちなファーストフードの食事や加工品、 甘いものやアルコール、パンなどは控えめに、食事は和食。


できたら玄米食が良いようです。 そして幅広い食べ物から様々な栄養や成分がとれる食事を心がけてください。