材料
もち米 5合
ピルス(乾燥麦芽) 200g
水 お米を炊く分と別に冷水1ℓ
作り方
①ピルスをフードプロセッサーで粗挽きします。
※フードプロセッサーがなければ丈夫な袋に入れてビール瓶などで叩いても良いです。
②お米が炊けたら水を入れてかき混ぜて、55℃になるまでジャーの蓋を開けたままにします。
※ピルスの糖化酵素は60℃以上になると壊れるので必ず50~55℃にして下さい。
③、②に①を加えてよく混ぜ込みます。
50~55℃で7時間以上保温します。
※たまに温度をチェックして60℃以上にならないように蓋を開けるor電源を切るなどして温度調整して下さい。この時に混ぜないようにして下さい。
④、③の液体を舐めてみて甘くなっていれば糖化成功なので電源を切ります。冷めてからガーゼに入れて深さのある鍋に絞って下さい。
(1度にはできないので繰り返します。)
⑤全て絞ったら強火で煮つめていきます。好みの粘り具合などは調整して下さい。
※泡だらけになり吹きこぼれるので深い鍋を使用して下さい。
⑥冷めると硬くなる事を考えて、少しゆるいくらいで火を止めて熱い内に保存ビンに入れます。
コツ・ポイント
※ピルスを加える時の温度は55℃がベストです。
※保温中の温度は45℃ならば8時間以上、40℃では10時間以上でも可能ですが50~55℃で7時間以上がデンプンの糖化には最適です。60℃以上の高温で保温するジャーを使用している場合は、糖化酵素が壊れてしまうので、時々フタを開けるor電源を切るなどして温度調整して下さい。
※保温中にかき混ぜると白濁しやすくなるので、かき混ぜないで下さい。
※うるち米でも作れますが、もち米の方が透明感のある甘みのある物ができます。混合でもokです。
※冷えた時に粘りが強くなりますから、使用するときの状態を計算して煮つめすぎないように注意して下さい。
このレシピのお話
お米からもシロップができると聞いたので調べて作ってみました。
乾燥麦芽についても調べましたが、大麦を発芽させて麦のデンプンを糖分に変える糖化酵素を生成させた物の、芽を取り除いて焙煎乾燥し保存性を高めた物になります。
糖化させる酵素は、焙燥温度の低い「ピルス麦芽」が最も高く、高温でローストするカラメル麦芽やミュンヘン麦芽などは低くなります。
いずれも60℃ 以上で加熱すると糖化酵素の力が弱まるので温度調整に注意が必要になります。
初心者の方にはピルス麦芽が一番おすすめですが、カラメル麦芽やミュンヘン麦芽などを少し混ぜて使用すると、オリジナルの米飴を作ることができます。
糖化酵素が強いメインに使用する麦芽
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ピルスに混ぜて使用する麦芽
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