材料
鶏もも肉(豚こまでもok) 200g
ジャガイモ(里芋でもok) 2個くらい
大根 太い部分10cmくらい
人参 1/2本くらい
玉ねぎ 1/4くらい
長ネギ 適量
水 1リットル
鰹だし(顆粒) 大さじ1と1/2
醤油 大さじ1
酒 大さじ2
塩 少々
(すいとん(ひっつみ)の材料)
小麦粉 200g
水 110cc
塩 ひとつまみ
作り方
①すいとんの材料を混ぜて粘り気が出るまで練っておきます。
※少し置いておいた方が良いので最初に作っておきます。
②野菜を食べやすいサイズに切ります。
大根、ニンジンはイチョウ切り、芋類は小さめの一口サイズ、玉ねぎはスライスorくし型切り、長ネギは輪切りorぶつ切りで薬味にするならば小口切り、ゴボウはササガキor輪切り、コンニャクはスプーンで一口大に千切り熱湯で湯通し。肉は鶏でも豚でも一口大に切ればokです。
③根野菜が多いので鍋に水と野菜(長ネギ以外)を入れて煮ていきます。
※肉はまだ入れない
④芋を爪楊枝で刺して中まで火が通っていたら鶏肉を入れて中火で煮ます。
鶏肉のアクをすくってから鰹だし、醤油、酒、塩で味を調えます。
※アクをすくう時に鶏の脂は捨てないように注意!
⑤フツフツと沸いている状態で、すいとんをスプーンで落としていきます。
※すぐに混ぜると汁が濁るのでかき混ぜないように!
⑥最後に長ネギを入れます。ぶつ切りの場合や、下仁田ネギを使用する時は最初に入れてもokです。
⑦お椀によそれば完成です!
コツ・ポイント
※アクをすくうのが面倒な場合は、根野菜を先に下茹でしておくと良いです。味も染み込みやすくなります。
※すいとんを入れた後に沸騰させると汁が濁るので注意してください!
※ゴボウを入れる時は見た目を重視するならば酢水に漬けてアク抜きするのですが、ベジレボ管理人的には酢水で栄養素(ポリフェノール)が流出するのを避けるために下処理でのアク抜きはしない方針です。ちなみにゴボウの皮にもカリウム,イヌリン,サポニンなどの栄養が含まれているので綺麗に剥かず軽くこする程度の方がゴボウの栄養素が残ることになります。どちらを選ぶかはあなた次第です(笑)
※我が家では小麦粉2:水1.1に塩少々ですが、かなり緩めの「すいとん」になります。もちもち食感にさせたい場合は小麦粉2:片栗粉1:水1.5か小麦粉2:米粉1:水1.5にするともちもち食感の「すいとん」になります。もっと硬い団子状に丸めるのが好きな人は丸める時に手に胡麻油を少し塗っておくと、けんちん汁のような風味になります。その辺はお好みで変えちゃってください。
このレシピのお話
リクエストをいただいたので作ってみました。「すいとん」の歴史は長く室町時代からあったそうですが、我が家では戦後の食糧難の頃によく食べた!という事から、終戦記念日に食べることが多いです。
まぁその頃の「すいとん」は、ある物を入れて煮込んだだけだったので今のようにダシが効いた美味しい物ではなかったそうです。
地域によっても「ひっつみ」「はっと」「つめり」「とってなげ」「おだんす」と呼び名が違いますし、地域によっては小麦粉を水で練った物を手で丸めて入れたりもしますので差はあると思います。
この作り方は我が家の作り方で、母親が銚子なので関東風になるのかな?
昔、両国に住んでいた頃、両国にあるちゃんこ屋を全店舗制覇した事があるのですが、数軒で〆にすいとんもできる店がありました。
美味しいダシ汁に水で練った小麦粉の団子を入れただけでも美味しいので鍋の〆にもおすすめです♪
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